冷やして飲むのが美味しい?白ワインの基礎知識を徹底解説

白ワインとは

白ワインを美味しく飲むために必要なのは基礎知識です。ここでしっかりと押さえておきましょう。

白ワインは、赤ワインとは異なり色が非常に淡いタイプのワインです。実際には白というよりもやや黄色味がかった透明なワインで、黄金色と表現した方が近いでしょう。

赤ワインほど古い歴史を持ってはいないものの、それでも2500年ほど前から飲まれていたことが確認されているため、深い歴史を持ったお酒であることは間違いありません。

原料は、基本的に白ブドウと呼ばれるタイプのものが使われますが、黒ブドウからでも白ワインを作ることは可能です。

  • シャルドネ
  • リースリング
  • ソーヴィニヨン・ブラン
  • ユニ・ブラン
  • ピノ・グリ
  • セニヨン
  • 甲州

白ブドウの代表的な品種を挙げてみましたが、赤ワインの原料となる黒ブドウ同様、白ワインの原料となる白ブドウもまだまだたくさんの種類が存在しています。

白ワインは赤ワインよりも、味わいがスッキリとしておりフルーティーさが感じられるのが特徴です。このため、女性に特に好まれる傾向が強く、赤ワインが苦手でも白ワインなら飲めるという人も少なくありません。

白ワインは、淡白な味わいの料理によく合います。代表的なものが魚料理ですね。魚介類を使ったさっぱりとした料理に合わせられることが多く、日本ではお刺身とも相性が良いとされ、ワイン通の間ではよくマリアージュされています。

白ワインの醸造は果汁のみで行う

白ワインは赤ワインとほとんど同じ工程で作られています。

決定的に異なるのは、皮や種は使わないこと。赤ワインは皮や種も一緒に発酵させてから圧縮作業を行い水分を取り出しますが、白ワインの場合には最初に圧縮作業を行い果汁のみを取り出し、皮や種が混ざらない状態で発酵作業を経て作られます。

このような製造工程を経ているため、皮や種の渋みが過剰に移らず、色も淡い状態を保つことができているんです。

言い換えれば、黒ブドウを使ったとしても、最初に圧縮作業を行い皮や種を取り除いた状態で発酵すれば、白ワインを作ることができるわけですね。

発酵されたものは樽に入れられ熟成。そしており引きや濾過などを行い白ワインとなりますが、この部分の工程は赤ワインと変わりません。

味わいは主に辛口、甘口に分かれる

赤ワインは“ボディ”という表現を使って味わいが分けられていましたが、白ワインは「辛口」と「甘口」に分けられて表現されることが多くなっています。

白ワインは製造工程で、ブドウの持つ糖分が発酵し、それがアルコール分へと変わっていきます。発酵時間が長ければ長いほど糖分が失われアルコールへと変化するわけですが、この糖分の持つ甘みをギリギリまで減らした状態の白ワインが、いわゆる辛口ワインとなります。

糖分が完全に失われる前に発酵をストップし、若干甘みを残したものを甘口ワインと呼ぶわけです。

また、ブドウの品種や、どれだけ完熟させたブドウを使うかなどによっても甘みが変化し、これにより辛口と甘口を分類することもあります。

どちらにしても、辛口はスッキリ度合いが高く、酸味が感じられ、非常に引き締まった味わいを持っているのが特徴です。

甘口はその表現通り、とても甘く飲みやすいのが特徴ですね。甘口はアルコール度数も低めの傾向がありますから、お酒が苦手な人でも飲みやすく感じられるでしょう。

飲むときの美味しい温度

白ワインは、赤ワインよりも温度に敏感なお酒です。基本的には冷やして飲むことをおすすめします。

辛口の白ワインの場合は、だいたい10度前後まで冷やすといいでしょう。日本の冬であれば常温でも問題ありませんが、種類によっては7〜8度程度まで冷やした方がキリッとした辛口白ワインの酸味がより感じられるので、冷蔵庫でしっかりと冷やして飲んだ方がいいかもしれません。

常温でいいとは言っても、暖房の効いた部屋に放置したまま飲むのは避けた方がいいですね。

甘口の白ワインは、さらに低い温度で飲むと美味しく感じられるとされています。低くて5度程度、高くても8度程度を目安に冷やしておきましょう。

甘口白ワインは口当たりがまったりとしているので、冷やすことで、よりスッキリと味わうことができます。高いアルコール度数のワインは少し苦手だがサッパリとした味わいを求めている人であれば、甘口の白ワインをしっかりと冷やして飲むことで、ちょうどいい飲みやすさに感じるかもしれません。

ただ、冷やしすぎると白ワインのフルーティーさや豊かな香りなどが失われてしまうので注意してください。

まとめ

  • 基礎知識を持っておくことで美味しくいただける白ワイン
  • 白ワインは黄金色に輝く色合いとスッキリとした味わいが大きな特徴
  • 白ワインは白ブドウで作るのが基本だが、黒ブドウでも作ることができる
  • 赤ワインとの違いは圧縮作業と発酵作業の順番で、圧縮作業を先に行って果汁のみで作るのが白ワイン
  • 白ワインの味わいは「辛口」と「甘口」の2つのタイプに分けられる
  • 冷やして飲むと美味しいのが白ワインの特徴